ホシノアテナ（2002年生、母ホシノカミコウチ）

ホシノアテナ（2002年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の女神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時16歳）と交配したホシノカミコウチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越政幸。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

8歳のとき、寺越政幸から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、沢尾健二によって327.6万円で落札された。

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月27日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

6月11日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず17着に敗れた。

7月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に敗れた。