シルキーキュート（2004年生、母ツキノレディー）
Silky Cute
2004.04.22
シルキーキュート（2004年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋利口な、かわいい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時16歳）と交配したツキノレディーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地25戦2勝、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上500万下(牝)。
経歴
デビュー前
シルクホースクラブにて総額600万円（1.2万×500口）で一口馬主が募集された。
保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2007年）
3月4日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
3月25日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて18着に終わった。
4月21日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
6月2日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、5着に終わった。
6月30日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤタヒチをハナ差振り切って初白星を挙げた。
7月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で武士沢友治騎手（5戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
9月8日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で武士沢友治騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るピーチドラフトを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。
4歳（2008年）
4月26日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上1000万下の青梅特別（東京ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で武士沢友治騎手（7戦2勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の八海山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。
7月5日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（8戦2勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
9月13日、中9週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（9戦2勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。
10月4日、中2週で迎えた12戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
10月26日、中2週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は垂れてしまい15着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
5歳（2009年）
1月4日、中7週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（10戦2勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
1月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（11戦2勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
2月15日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（12戦2勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
3月14日、中3週で迎えた18戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。
4月18日、中4週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（13戦2勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。
10月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（14戦2勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。
11月7日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（15戦2勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。
11月21日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（16戦2勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。
6歳（2010年）
1月10日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（17戦2勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
2月13日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。
3月21日、中4週で迎えた25戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。
4月10日、中2週で迎えた26戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、福山市長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月18日、連闘で迎えた27戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、かたくりの花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイカンセンをクビ差制して久方ぶりに白星を挙げた。
5月2日、中1週で迎えた28戦目は、薫風特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた29戦目は、ローズカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた30戦目は、麦秋特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月6日、連闘で迎えた31戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、芒種特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月27日、中2週で迎えた32戦目は、夏木立特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月4日、連闘で迎えた33戦目は、七夕飾り特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた34戦目は、めざせレコード マッハチャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた35戦目は、横山フルーツ賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた36戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた37戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月5日、連闘で迎えた38戦目は、馬主気分でガン馬りま賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた39戦目は、彼岸花特別（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた40戦目は、汐風賞（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月24日、中2週で迎えた41戦目は、豊穣特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月6日、中1週で迎えた42戦目は、紅葉狩り特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた43戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。