アメニティ（1987年生、母プリティジャパン）

アメニティ（1987年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシヤインシテイ（当時10歳）と交配したプリティジャパンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の一般C。

経歴

デビュー前

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月4日、デビュー戦は石神富士雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月8日、中8週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神富士雄騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石神富士雄騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

9月17日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1180m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイクダウンから1馬身半差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（中津ダート1180m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカンスイペドロスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月3日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C（中津ダート1180m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセイフウグリーンに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4歳（1991年）

1月4日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はセフティバーデンと並んで2着同着となった。