アルカセット（2000年生、母チェサプラナ）

アルカセット（2000年2月19日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のKingmambo（当時10歳）と交配したチェサプラナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦1勝、海外15戦5勝。2005年のサンクルー大賞(仏・G1)に勝利した他、2005年のジャパンカップ(G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（2002年）

9月11日、R.ヒューズ騎手を鞍上に据えて、6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2003年）

7月3日、7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったFloreedaから2馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、W.サプル騎手を鞍上に迎えて、4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のLahobに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月4日、鞍上は2戦連続でW.サプル騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったTen Caratから1馬身差の2着に敗北した。

10月13日、8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったDovedon Heroから短アタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2004年）

6月5日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったWunderwoodからアタマ差の2着に甘んじた。

7月3日、15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のCrow Woodに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月30日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のFirst Charterをクビ差制して1着ゴールを果たした。

9月4日、重賞競走への出走は初となった。4頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったMamoolから半馬身差の2着と苦杯を喫した。

5歳（2005年）

5月1日、G2のジョッキークラブステークス（イギリス・ニューマーケット芝2414m）に出走。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のGamutに1馬身半の差をつけて初の重賞タイトルをつかんだ。

6月3日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。G1級競走への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったYeatsから2馬身半差の2着に敗北した。

6月26日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G1のサンクルー大賞（フランス・サン＝クルー芝2400m）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のポリシーメイカーに2馬身の差をつけてG1ホースの称号を手中に収めた。

9月11日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、G2のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったPrideから2馬身半差の2着に敗れた。

10月15日、G.モッセ騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンステークス（イギリス・ニューマーケット芝2012m）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月27日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハーツクライをハナ差振り切って最強馬の称号を射止めた。