ニホンピロルーキー（1999年生、母ニホンピロピュアー）

ニホンピロルーキー（1999年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時6歳）と交配したニホンピロピュアーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地8戦0勝、地方14戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C9。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月24日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

9月21日、連闘で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロデオフリップを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2003年）

4月20日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月12日、中7週で迎えた10戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C7-3（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月12日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C9-1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C9-2（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川進也騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、4歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。