ストレートリターン（2019年生、母アンナミルト）

ストレートリターン（2019年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サーブを真っ直ぐに打ち返すこと」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時13歳）と交配したアンナミルトが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のエスシーカリファに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月3日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に敗れた。

8月28日、中8週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

4歳（2023年）

6月10日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

2023年6月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。