ジョウショームード（2016年生、母ジョウショーコトミ）
Josho Mood
2016.03.27
ジョウショームード（2016年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+雰囲気」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローズキングダム（当時9歳）と交配したジョウショーコトミが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は五丸農場。主な勝ち鞍は2019年の城崎特別(1勝クラス)。
経歴
デビュー前
服部利之厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2018年）
8月5日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
8月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のプラネットアースに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月14日、中6週で迎えた3戦目は、2歳500万下の紫菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。
3歳（2019年）
5月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。
6月2日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの城崎特別（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山真一郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のデクレアラーをハナ差振り切って雨中の戦いを制した。
8月10日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの宮崎特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋山真一郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。
8月31日、中2週で迎えた7戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの玄海特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
9月22日、中2週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
12月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
4歳（2020年）
1月11日、中2週で迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの逢坂山特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの睦月賞（京都芝2400m 外回り 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの稲荷特別（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。
4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの白川特別（京都芝2400m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。
6月13日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。
7月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの兵庫特別（阪神芝2400m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
7月18日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの能勢特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
11月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの境港特別（阪神芝2400m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。
5歳（2021年）
2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
3月20日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの淡路特別（阪神芝2600m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
4月10日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラスの千里山特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で国分恭介騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。
5月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラスの安城特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
6月5日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上2勝クラスの一宮特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。
7月4日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上2勝クラスの彦島特別（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンサルドスを次元の違う末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。
10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、3歳以上3勝クラスの六社ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（10戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。
10月31日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古都ステークス（阪神芝3000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は国分優作騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
11月20日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上3勝クラスの尼崎ステークス（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上3勝クラスのオリオンステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
6歳（2022年）
1月8日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上3勝クラスの寿ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。
1月30日、中2週で迎えた32戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの美濃ステークス（中京芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
2月27日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの松籟ステークス（阪神芝3200m 外→内 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
5月8日、中9週で迎えた34戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの三方ヶ原ステークス（中京芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。
6月5日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上3勝クラスの高山ステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの垂水ステークス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は高倉稜騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
8月14日、中7週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの不知火ステークス（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのムーンライトハンデキャップ（中京芝2200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
10月1日、中2週で迎えた39戦目は、3歳以上3勝クラスの関ケ原ステークス（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（5戦0勝）。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が振るわず17着に終わった。
10月30日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古都ステークス（阪神芝3000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で高倉稜騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。
2022年11月2日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。