シルクライジン（1994年生、母マンジュシャゲ）
Silk Raijin
1994.03.21
シルクライジン（1994年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時9歳）と交配したマンジュシャゲが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は斉藤 恒雄。戦績は、中央平地19戦0勝、地方36戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2。
経歴
デビュー前
シルクホースクラブにて総額3,000万円（6万×500口）で一口馬主が募集された。
中尾銑治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
9月7日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。
11月10日、中2週で迎えた4戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。
12月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.マシューズ騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
12月21日、中2週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。
3歳（1997年）
1月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。
1月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
2月19日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のマルチステップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。
6月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
7月6日、中3週で迎えた12戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大西直宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた14戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
9月28日、連闘で迎えた18戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。
10月19日、中2週で迎えた19戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
11月2日、中1週で迎えた20戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
4歳（1998年）
5月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、旭ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1999年）
4月27日、約11か月の休み明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた22戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、春日特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月18日、中2週で迎えた23戦目は、旭川レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた26戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた27戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般D2（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、やまべメロン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
8月12日、中1週で迎えた29戦目は、ディレクTV特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた30戦目は、ハコザキホーム特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月7日、中1週で迎えた31戦目は、襟裳岬特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤウイルからハナ差の2着となった。
9月21日、中1週で迎えた32戦目は、ヨーグルッペ特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月6日、中1週で迎えた33戦目は、CBスタッド特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた34戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（11戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた35戦目は、日高スタリオンステーション特別（札幌(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（12戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた36戦目は、新冠森林公園特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で渋谷裕喜騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月2日、中1週で迎えた37戦目は、正和特別（門別ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は10戦連続で渋谷裕喜騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。
12月15日、中1週で迎えた38戦目は、NOSAI日高特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で渋谷裕喜騎手（15戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月28日、中1週で迎えた39戦目は、苫小牧特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で渋谷裕喜騎手（16戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーゲットから4馬身差の2着となった。
6歳（2000年）
4月20日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で渋谷裕喜騎手（17戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた41戦目は、荒井山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で渋谷裕喜騎手（18戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から29kg減らして迎えた42戦目は、伊藤康浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた43戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスザギニーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
9月25日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月9日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月22日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月29日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤康浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月13日、中1週で迎えた48戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤康浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月11日、中3週で迎えた49戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた50戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（2001年）
2月4日、中5週で迎えた51戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月12日、連闘で迎えた52戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた53戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
3月25日、中3週で迎えた54戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。
4月8日、中1週で迎えた55戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。