エリモカルチャー（1989年生、母エリモハマナス）

エリモカルチャー（1989年6月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時17歳）と交配したエリモハマナスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方32戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

12月1日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3歳（1992年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安達昭夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュウトパーズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月22日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月1日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月22日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4歳（1993年）

4月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた15戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンイチオーから1馬身差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた20戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアルプブルボンに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月20日、中3週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月28日、中3週で迎えた25戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラテスコに半馬身の差をつけて2勝目を収める

11月22日、中1週で迎えた29戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた30戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1994年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた31戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた33戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた34戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた36戦目は、一般B2-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（15戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（16戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた41戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月24日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた43戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（18戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（19戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（20戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。