タラリア（2006年生、母ジャストドゥイット）

タラリア（2006年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する魔法の靴」。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時8歳）と交配したジャストドゥイットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害7戦0勝、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月29日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた4戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノトップガンからクビ差の2着となった。

9月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラブカラーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月2日、中5週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2009年）

1月15日、中4週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったジョウショーリズムに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

6月25日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシュラーガーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフジノチヨヒメに2馬身半の差をつけて優勝

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、川西源氏特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた27戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒルズボスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月24日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた29戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

4歳（2010年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた31戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月2日、中6週で迎えた32戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、加古川特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月18日、中6週で迎えた33戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた35戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩崎祐己騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で岩崎祐己騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた37戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中4週で迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月27日、中3週で迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。