プティマカロン（2005年生、母シクレノンジュエル）
Petit Macaron
2005.04.25
プティマカロン（2005年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「かわいい（仏）＋菓子名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時11歳）と交配したシクレノンジュエルが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地28戦2勝2着3回。2008年の忘れな草賞(オープン 牝)で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 28戦2勝 [2-3-4-19/28]
- 総賞金国内
- 4,003万円
- 生年月日
- 2005年4月25日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牝
- 毛色
- 青鹿毛
- 厩舎
- 小島貞博栗東
- 馬主
- 伊達大雄
- 生産者
- （有）競優牧場
- 抹消情報
- 中央：2011年1月5日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7×7*7 | 2.34% |
| きS | Udaipur＝Umidwar | 6*7 | 2.34% |
| 牡 | Nearctic | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 5*6×6*7*7*7 | 8.59% |
| 牡 | Native Dancer | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 5*6*7×6*7*7 | 8.59% |
| 牡 | Turn-to | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Pharos | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Alibhai | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | War Admiral | 7*7×6 | 3.12% |
| 牡 | Discovery | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Princequillo | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Tom Fool | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Nasrullah | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | War Relic | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Lady Angela | 5×5*6 | 7.81% |
| 牝M | Lavendula | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ニアークティック系
- ファミリーナンバー
- 3-d
レース成績
経歴
デビュー前
小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2007年）
8月4日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
10月7日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。
10月28日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、6着に入り込んだ。
11月25日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハーマジェスティに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。
12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。
3歳（2008年）
2月11日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はメルシーヨークと並んで8着同着となった。
3月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下のアルメリア賞（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。
3月22日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（6戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったムードインディゴにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
5月11日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
9月28日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。
10月25日、中3週で迎えた12戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。
11月16日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
12月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
4歳（2009年）
1月11日、中1週で迎えた15戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下の北大路特別（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
1月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の安城特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
2月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（11戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
3月15日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。
4月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（13戦1勝）。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。
5月9日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したファイブスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
5月23日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（15戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。
6月28日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。
7月18日、中2週で迎えた23戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の対馬特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
8月9日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の西海賞（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
5歳（2010年）
10月10日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた25戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。
10月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた27戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたメメビーナス決め手に屈して半馬身差の2着となった。
12月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（17戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のトウカイライフに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。