ヨイチサークル（2008年生、母ミサトスパーロング）

ヨイチサークル（2008年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋仲間」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時9歳）と交配したミサトスパーロングが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は松崎弘幸。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松崎文彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松崎文彦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤興一によって315万円で落札された。

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

9月4日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シヴァルリーに交わされて3馬身差の2着となった。

10月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

3歳（2011年）

1月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のマウシャーレを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

2月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下の沈丁花賞（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなのき賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

5月1日、中5週で迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた10戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。