アドマイヤウルフ（1995年生、母Spilled Beans）

Admire Wolf

1995.03.11

アドマイヤウルフ（1995年3月11日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSeattle Slew（当時21歳）と交配したSpilled Beansが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月7日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アサカロイヤルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず3着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のオペラクラウンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

5月10日、中7週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のロビン賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユノタックスマンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 雨/稍重）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。