イチリュウグラマー（1987年生、母ホーセイスキー）

イチリュウグラマー（1987年2月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時15歳）と交配したホーセイスキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

6月30日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のアサクサメッセージをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

9月22日、中1週で迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月15日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

4歳（1991年）

2月2日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。