ケイツーキャット（2017年生、母シルクアグライア）

ケイツーキャット（2017年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ミャンマーの通貨単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時8歳）と交配したシルクアグライアが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はオリエント牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C29。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、楠本勝美によって216万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

7月5日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

2020年8月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセぺ特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた3戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

10月5日、中0週で迎えた5戦目は、和歌さん起業激励記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったモリトアリュルヒメに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C27（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、好きです笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた10戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2021年）

1月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C29（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレイワガールを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。