ピルーラ（2014年生、母ニシノプロミネンス）

Pyrrhula

2014.03.02

ピルーラ（2014年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「羽毛の赤い鳥の名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時12歳）と交配したニシノプロミネンスが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月16日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

3歳（2017年）

1月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた3戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4月23日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。