デルマトリオンフ（2016年生、母バトルエンプレス）

デルマトリオンフ（2016年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋凱旋門（ａｒｃｄｅｔｒｉｏｍｐｈｅ）より」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したバトルエンプレスが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳B5。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月28日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた2戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3歳（2019年）

5月26日、約7か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた4戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカフジマーキュリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月13日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のブラックファラオをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の一般社団法人福井県畜産協会長賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦の彼岸花賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。