フリーズザライフ（1990年生、母フリーズザシークレット）

フリーズザライフ（1990年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスオブライフ（当時7歳）と交配したフリーズザシークレットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

11月8日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（1993年）

1月31日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、最後はラブリーナナと並んで4着同着となった。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

5月2日、中9週で迎えた6戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマシュウマリモをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月26日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

4歳（1994年）

4月23日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月28日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

5歳（1995年）

1月29日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。