タハラタイシン（1992年生、母タハラハンター）

Tahara Taishin

1992.04.03

タハラタイシン（1992年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホクトフラツグ（当時13歳）と交配したタハラハンターが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は田原牧場。戦績は、中央平地6戦2勝。1994年のひまわり賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

7月16日、デビュー戦は東田幸男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。17頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキョウワアラブをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

8月27日、中5週で迎えた2戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のサツマノホシに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月4日、連闘で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手（2戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

3歳（1995年）

5月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から44kg増やして迎えた4戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの菩提樹ステークス（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G3の中日スポーツ賞4歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。