イブニングタイド（2022年生、母イブニングジュエル）

Evening Tide

2022.03.16

イブニングタイド（2022年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+潮流」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時10歳）と交配したイブニングジュエルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月14日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサトノラポールを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月2日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月14日、中6週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 小雨/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のボンヌソワレをアタマ差振り切って雨下の一戦を制した。

8月23日、中9週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に敗れた。

10月25日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの精進湖特別（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。