ヒカルエイジェンヌ（2009年生、母ヒカルアンクレット）

Hikaru Asienne

2009.05.14

ヒカルエイジェンヌ（2009年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋アジアのお嬢さん（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したヒカルアンクレットが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）社台コーポレーション 白老ファーム 。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の東日本大震災復興支援(B2)。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

3月17日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のナムラアーチに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、メイショウホホエミに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。