アームサンサン（1985年生、母スーパージヨオー）

Arm San San

1985.05.27

アームサンサン（1985年5月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフアバージ（当時24歳）と交配したスーパージヨオーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

大久保勝之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

12月12日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3歳（1988年）

6月11日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、中村力男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月2日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中村力男騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた7戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月8日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームオンをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。