トロピカルスイーツ（2007年生、母プチトマト）

トロピカルスイーツ（2007年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「南国の甘いお菓子」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時15歳）と交配したプチトマトが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方15戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月26日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

3歳（2010年）

2月13日、中6週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップパパイヤ賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

6月5日、中5週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず17着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4歳（2011年）

1月11日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、難波場外<毎週水・木>発売記念（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

3月2日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、なでしこ賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったインディアナポリスに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた17戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦聡志騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた22戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。