スクデット（2001年生、母オースピス）

スクデット（2001年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小さな盾（伊）。イタリアセリエＡのリーグ優勝のこと」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時16歳）と交配したオースピスが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はタバタファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月7日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は394kg。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

8月22日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月4日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。