オールウェザー（2001年生、母ノーシークレット）

オールウェザー（2001年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「全天候型の」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したノーシークレットが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳B5。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

6月13日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

7月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月31日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた4戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミストルネードに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

11月16日、連闘で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペルセウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヤノペガサスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月5日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3 14（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2005年）

4月3日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブルーサイレンサーにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

5月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月14日、中1週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた19戦目は、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、カシオペア特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中5週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のたけお・ますみ結婚記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦の毎年恒例!単元ぶん投げ夏オフ記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッキーバニヤンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5-3（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるローランジガンテを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた26戦目は、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。