リワードオースタン（1993年生、母ダイナイチバンボシ）

リワードオースタン（1993年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時7歳）と交配したダイナイチバンボシが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は1997年の一般C5イ。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

10月26日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/不良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

4歳（1997年）

4月6日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の若草賞（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノースリバースに約16馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアミダイプラスに半馬身の差をつけて制した。

6月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小嶋耕輝騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーハートから1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小嶋耕輝騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小嶋耕輝騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカハマボンドから半馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C3（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノハウディに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月19日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセノハウディからハナ差の2着に甘んじた。

9月14日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中9週で迎えた15戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1998年）

4月6日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1ハ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ハ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゴウレッドからハナ差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋耕輝騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋耕輝騎手（13戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクラデリーから2馬身半差の2着に敗北した。

7月30日、中2週で迎えた25戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小嶋耕輝騎手（14戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキオショウリから9馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋耕輝騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。