マイネルスペクター（1996年生、母Forest Key）

マイネルスペクター（1996年1月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のCozzene（当時16歳）と交配したForest Keyが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地15戦1勝2着2回、地方16戦0勝2着1回。1998年のすずらん賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額3,500万円（35万×100口）で一口馬主が募集された。

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

6月13日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコウエイベラドンナにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアストラルブレイズに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた7戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ワンダーガールに交わされて3馬身半差の2着となった。

11月1日、中4週で迎えた8戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（6戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンの京都3歳ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

3歳（1999年）

7月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月7日、中9週で迎えた14戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2000年）

10月9日、約10か月半の休み明けで迎えた16戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の稲穂賞（足利ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、神無月特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた20戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、羽黒山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた21戦目は、石尊山特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、寒菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2001年）

1月6日、連闘で迎えた23戦目は、福寿草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカノブルショワから半馬身差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた24戦目は、若竹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた25戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた26戦目は、かわせみ特別（足利ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた27戦目は、おうし座特別（足利ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた28戦目は、とき草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた29戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた30戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた31戦目は、忘れな草特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。