バストス（2022年生、母リーベグランツ）

Bastos

2022.03.19

バストス（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブラジル、サンパウロ州の市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時10歳）と交配したリーベグランツが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ティーズファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、二口雅一によって1,100万円で落札された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月16日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた2戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず最後はサイラモナムールと並んで10着同着となった。

12月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

3歳（2025年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4月26日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

6月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた8戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。