トラストニーケー（2012年生、母デアリングシスター）

トラストニーケー（2012年2月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時10歳）と交配したデアリングシスターが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地7戦0勝。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月14日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み7着に沈んだ。

3歳（2015年）

1月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい13着に敗れた。

3月14日、中7週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

5月24日、中9週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

8月29日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。