タイキミント（2002年生、母タイキマフィン）

Taiki Mint

2002.03.15

タイキミント（2002年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ミント」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時11歳）と交配したタイキマフィンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地4戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額2,400万円（12万×200口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

1月29日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のヤングエリシオをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦1勝）。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

4歳（2006年）

8月12日、約18か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

9月30日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクィーンマルトクに3馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。