カレンマックナイト（2019年生、母カレンオプシス）

カレンマックナイト（2019年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時10歳）と交配したカレンオプシスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

平田修厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

11月14日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハンスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのこうやまき賞（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

3歳（2022年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月28日、中7週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤懸貴志騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤懸貴志騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で藤懸貴志騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月10日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤懸貴志騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの高湯温泉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤懸貴志騎手（7戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月19日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた13戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドベルアームに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエルゲルージを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒルノデプラーツを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスエルフ賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（10戦1勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの蹴上特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤懸貴志騎手（11戦1勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

2月18日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上2勝クラスの天ケ瀬特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤懸貴志騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤懸貴志騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

5月19日、中9週で迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの愛宕特別（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は松若風馬騎手（4戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月13日、中7週で迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（5戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた24戦目は、3歳以上2勝クラスの五頭連峰特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

10月19日、中7週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの北國新聞杯（京都ダート1900m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（14戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。