ヤマノシルバー（1984年生、母ハシカツプ）

ヤマノシルバー（1984年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコインドシルバー（当時10歳）と交配したハシカツプが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害1戦0勝、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の一般C。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1988年）

6月19日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、5歳以上400万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい18着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた7戦目は、秋山忠一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の喜多方特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

5歳（1989年）

3月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月21日、中9週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲテイオーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月13日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウンマリオットから4馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月15日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井浩和騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉井浩和騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井浩和騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井浩和騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井浩和騎手（14戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井浩和騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオニマリコテングから2馬身半差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井浩和騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉井浩和騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。