バーモントガール（1997年生、母Raging Apalachee）

Vermont Girl

1997.05.09

バーモントガール（1997年5月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミシエロ（当時7歳）と交配したRaging Apalacheeが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

17歳のとき、栄進堂から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、橋本牧場によって34.56万円で落札された。

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

3月5日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマンデーデライトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

4月29日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。17頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。