サイレントドーン（1985年生、母チドリジヨー）

Silent Dawn

1985.04.16

サイレントドーン（1985年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンプリンス（当時16歳）と交配したチドリジヨーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤本牧場。戦績は、中央平地15戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

4月23日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムーンストーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳400万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

10月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（1989年）

3月25日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上400万下（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。