ドリームマローネ（2018年生、母アドアード）

ドリームマローネ（2018年1月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「夢見る+栗色(伊)」。毛色は栗毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時14歳）と交配したアドアードが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1,800万円（45万×40口）で一口馬主が募集された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月21日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3歳（2021年）

2月7日、中6週で迎えた3戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。

2月28日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエルファシルをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

2021年4月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。