シルクロード（1986年生、母キタノトヨフク）

シルクロード（1986年6月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のコマツタイム（当時8歳）と交配したキタノトヨフクが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、地方31戦24勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年のアラブ王冠賞。

経歴

デビュー前

山中静治厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1988年）

9月12日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（岩見沢ダート850m 雨/不良）に出走。馬体重は447kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロライヒーに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターブランドから2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンエイジに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（1989年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、アラ系4歳（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノダイナーに6馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

5月10日、中2週で迎えた6戦目は、伊藤隆志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若葉特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマドンナをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

7月24日、中7週で迎えた8戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクラミリオンに8馬身の差をつけて5勝目を手にした。

7月31日、連闘で迎えた9戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノグドウに3馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

9月9日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラインガールに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月17日、連闘で迎えた11戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアラブ優駿トライアル（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーアソタカラから2馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のアラブ優駿（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のバイオジヤクソンをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月3日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のバイオジヤクソンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月25日、中2週で迎えた14戦目は、トパーズ特設（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエリートサンライズに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスイスイボーイに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1990年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノラツキーに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカモイケタイガーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月11日、中3週で迎えた18戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（4戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲエースに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月11日、中3週で迎えた19戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミセイコに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

4月15日、中4週で迎えた20戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカモイケタイガーに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

5月4日、中2週で迎えた21戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた22戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラモナキングに2馬身半の差をつけて勝利数を17に伸ばす

6月24日、中3週で迎えた23戦目は、不知火賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（9戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカモイケタイガーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、ななかまど賞（函館(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦4勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1991年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた25戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハンワヘルトに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月10日、中3週で迎えた26戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノモンテスに1馬身半の差をつけて勝利数を20に伸ばす

3月10日、中3週で迎えた27戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（12戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた28戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（13戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノモンテスに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月4日、中2週で迎えた29戦目は、アラブ王冠賞（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（14戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノモンテスをクビ差制して勝利を手中に収めた。

5月26日、中2週で迎えた30戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（15戦12勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレカイザーに2馬身半の差をつけて勝利数を23に伸ばす

6月23日、中3週で迎えた31戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（16戦13勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナタリータカラに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。