ウルフギャング（1996年生、母ダイナカルメン）

Wolf Gang

1996.04.08

ウルフギャング（1996年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したダイナカルメンが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）笹地牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

ゴールドホースクラブにてで一口馬主が募集された。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

1月16日、中0週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のホッカイインパクトを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月21日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず13着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

4歳（2000年）

3月28日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。