バスティオン（2021年生、母アルギュロス）

Bastion

2021.01.30

バスティオン（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「要塞。誰にも攻略を許さない圧倒的な存在になることを願って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時15歳）と交配したアルギュロスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、DMM.comによって3,740万円で落札された。

西田雄一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月11日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は570kg。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

6月23日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

2024年8月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月30日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、村井俊一 生誕記念 R&Yより（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。