ミスターアロー（1988年生、母スイングガバナー）

経歴

デビュー前

3歳（1991年）

3月3日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は512kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京芝2000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

6月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

7月28日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月3日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のジオスグリーンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の長久手特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4歳（1992年）

6月27日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京芝1700m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンアサミをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

10月3日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は河北通騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハシノグリーンに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月25日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の鳴滝特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

12月12日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

5歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケンタッキルートに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

2月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で河北通騎手（12戦2勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

3月27日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、なにわステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で河北通騎手（13戦2勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。