スコルツェッテ（2013年生、母ドルチェリモーネ）

スコルツェッテ（2013年1月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「レモンピールの砂糖漬にチョコレートがけした伊の菓子。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時7歳）と交配したドルチェリモーネが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方9戦0勝。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月5日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月23日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

5月14日、中2週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月17日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月4日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

10月29日、中7週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したメイショウミツボシを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4歳（2017年）

1月4日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月20日、中7週で迎えた9戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、春光賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた10戦目は、卵めん賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた11戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた12戦目は、盛岡さくらまつり賞（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた13戦目は、アンタレス賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月17日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第2戦（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。