キャラット（2002年生、母フリーダムダンス）

キャラット（2002年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「宝石の単位」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時10歳）と交配したフリーダムダンスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

5月21日、デビュー戦は岩崎祐己騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したダンゼロゴールドにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月18日、中3週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて抜け出し、最後は2着のフィールドミラクルに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は岩崎祐己騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。