タニノファイバー（1987年生、母タニノワルツ）

Tanino Fibre

1987.05.13

タニノファイバー（1987年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロングフアスト（当時15歳）と交配したタニノワルツが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

2月24日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月28日、中8週で迎えた2戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るレディブーンを次元の違う末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。