オーサム（2014年生、母チャーミングオーラ）

オーサム（2014年5月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「すばらしい、いかしている。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したチャーミングオーラが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上C1-9。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月15日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月29日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

9月9日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月8日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた7戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月14日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のリーネアロッサに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2018年）

3月18日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴッドスティードを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月24日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のエクラドレーヴに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月12日、中6週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したフクムスメを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブオールミーに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、こぐま座特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、風待月特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったレッドゼルクに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月30日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のデンコウエポックに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月28日、中3週で迎えた19戦目は、矢車草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で長田進仁騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた20戦目は、ハス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で長田進仁騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に敗れた。