ヤマテリュウジョウ（2007年生、母ルスナイスピリット）

ヤマテリュウジョウ（2007年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋地名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時10歳）と交配したルスナイスピリットが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦0勝。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月27日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 小雨/不良）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

5月15日、中6週で迎えた3戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月31日、中6週で迎えた6戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月28日、中6週で迎えた8戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。