スピーディバトラ（1998年生、母ヒチフクパール）

スピーディバトラ（1998年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時21歳）と交配したヒチフクパールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は石原牧場。戦績は、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石原幸男から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」と「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

飯島美智雄厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

10月20日、デビュー戦は吉原正和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は441kg。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、若林利道騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3歳（2001年）

1月4日、中3週で迎えた5戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた6戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップバルーンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月11日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた10戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

10月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノシンフォニーから1馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツエムジェイからハナ差の2着に甘んじた。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた18戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月9日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩本清隆騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。