ファーマティアーズ（2021年生、母セラフィーヌ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会中西功によって1,650万円で落札された。

2歳（2023年）

9月5日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。馬体重は475kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカゼノササヤキに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中3週で迎えた3戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンのフォーマルハウト賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイケノツバメチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3歳（2024年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの桜花賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したエレノーラを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。