レオファントム（2012年生、母アジアンジェット）

Leo Phantom

2012.03.31

レオファントム（2012年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時10歳）と交配したアジアンジェットが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）びらとり牧場。戦績は、地方15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、びらとり牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

桜田浩樹厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2014年）

11月10日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳C2二（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた2戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、2歳C2三（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた4戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラッシュボールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2015年）

1月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミューズデュナミスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハハノエガオに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月6日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B1二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、グジョウダークにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のドクトルカルミアに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のジョージア賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本政聡騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月12日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の久慈みなと・さかなまつり賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本政聡騎手（10戦3勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

8月9日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、3歳戦の衣川の星空賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本政聡騎手（11戦3勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた14戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

11月12日、中8週で迎えた15戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。