ハネダノギク（2002年生、母ツルマルハッピー）

ハネダノギク（2002年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋野菊」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したツルマルハッピーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）駿河牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C6三。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月3日、デビュー戦は南田雅昭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

8月28日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月22日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D2四（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンワードハッスルにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

1月31日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月10日、中0週で迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジャーウィナーに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月2日、中2週で迎えた11戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7四（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C6三（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホッコーサバイバルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて制した。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョーアクションを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月5日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マグマトランスにハナ差交わされて2着となった。

9月5日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B3二（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。