モーニングアフター（1994年生、母サニーモーニング）

Morning After

1994.02.26

モーニングアフター（1994年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時10歳）と交配したサニーモーニングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月3日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、J.サントス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のベイフィオーリをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4歳（1998年）

2月15日、約14か月の休み明けで迎えた4戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雪/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月29日、中5週で迎えた5戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の左京山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

10月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月5日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上はJ.サントス騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた8戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5歳（1999年）

2月14日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。