ボビーファインダー（2005年生、母サレラ）

ボビーファインダー（2005年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「警官＋双眼鏡」。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時18歳）と交配したサレラが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パラダイスファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

栗田博憲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月27日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

8月3日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4歳（2009年）

5月6日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた3戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったカミカゼロニーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウケイハーバーを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

7月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月3日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。